« 2012TMT:Mt.Youtei ヒラフルート | トップページ | ナイフリッジフリークに積丹・鉞山 »

2012/03/02

定天Ⅲ峰からヒクタ峰東面沢ルート

20120301_006 2012年3月1日
Photo スタート ・・・08:15
c800m  ・・・10:00
c1000m ・・・10:50
定天Ⅲ峰 ・・・11:30
c1000m ・・・12:00・12:15
ヒクタ峰 ・・・13:40・14:00
エンド ・・・・15:30

定山渓天狗岳Ⅲ峰~ヒクタ峰
20120301_003 今日は当初の目的はヒクタ峰ピーク。メンバーはu46くん。ここ連日の気温上昇で雪の状態も解らずルート設定に時間がかかった。色々相談した結果パウダーをあきらめ、定天Ⅲ峰経由のヒクタ峰に行くことにした。装備はボードは諦め、スノーシューとテレマーク。
20120301_004 先行者2名はシューで一般的な尾根ルートを登っていた。
我々は林道をそのままつめc489mから南西尾根に取りつく。
尾根上には作業道らしき道があって歩きやすい。登るにつれ雪質が良くなっていく。「あらら、ボード持ってきた方が良かったか~?」
20120301_005 しばらく登ると作業道は尾根から離れていくのでそのまま尾根上を登っていく。

20120301_017

20120301_014 振り返ると烏帽子、神威岳も見える。

20120301_008 c800m稜線に出ると定山渓天狗岳が間近に見える。初めて見る角度に感嘆の声が出る。「スゲ
20120301_013 尾根を詰めていくと先にc1000mの岩陵ポコが見えた。
20120301_018行けんのか」という感じの岩場があったがとりあえず近くまで行ってみると岩の左側から容易にトラバース出来るルートがあった。
20120301_020 いったんc1000mポコの上に立ち今日の目的地のヒクタ峰とそれに続く稜線を眺める。見事に発達した雪庇がずっとつながっている。

20120301_015定天北東斜面。エクストリーム系にはいいラインがありそうだ。

小休止を終えⅢ峰を目指す。
ここからは急な斜面はなく帰りは快適に戻ってこれそうだった。u46君には悪いが帰りは楽させてもらう。でも、最近20kgの荷を持って登る訓練しているu46にしてみれば屁でもないはずだ!
間もなくピークに着いた。まさかツアーモードなしのテレマークスキーでこのピークに立てると思っていなかった。

20120301_023 ある意味自己満足だが、自分で自分をほめてあげたい感じだった。(Ⅲ峰から見た定天Ⅱ峰と本峰)
20120301_022 それを察したu46君はスッと親指を立てて無言で祝福してくれた・・・。

ゆっくりしている時間もないのでそうそうにヒクタ峰に向かう。
c1000mポコまでは快適に戻ってきたがここからの急斜面の下山はいささか緊張する場面である。スキーをザックにつけてツボで下り始める。あまりに急すぎてザックにつけたスキーが斜面に引っかかり何度も前のめりに転びそうになる。斜度が緩くなり始めたところでまたスキーを履く。
後は快適な稜線歩きを想像していたがこれがまた一筋縄ではいかない。いたるところに吹き溜まりはあるし、急な登りあり、雪庇を避けてブッシュ帯の急登をしたり。
20120301_024 そんな時ひとつ段差1mほどの吹き溜まりがありジャンプして着地するとすぐ後ろに深さ1.5mは有りそうな狭いクレバスがあった。ジャンプして正解だった。また、積雪は10cmほどしかなく地面が見えるところもあった。暖かい地盤なのだろうか。

20120301_026 頂上直下まで進むと東面には素晴らしいオープンバーンが広がっている。
20120301_027 雪質を見るとおおむね安定。帰りはここを下ることにする。
20120301_028 ヒクタ峰頂上稜線に上がるには大きな雪庇を越えなければならない。良く見ると一か所雪庇が低くなっている場所があったのでそこから上がることにする。それでも高さは1.3mほどあり一人で登るにはきつい高さだった。まず、u46の腰を押して登らせ、次に引っ張ってもらう。
稜線に上がると先行者のシューのトレースとスキーの跡が残っていた。
20120301_029 そこから10mほど歩くと”ヒクタ峰”の標識があったのでピーク到着とする。予報と違い雪が降り始めた。展望が無いのは残念だったがしばらくぶりのロングアタックはかなりの充実感だった。

20120301_030 さてシールを外して下山開始。ボード持ってこなかったu46君には悪いが今日はこの時期にしてはなかなかのコンディションであった。この下山ルートはTK氏から教えてもらったルートだが、かなりいい斜面であった。

********************

ヒクタ峰でパウダー?と思う人も多いと思うけどこの斜面、かなりヤバいです。
ただ、沢地形なので春先はやめた方がいいです。本当にヤバいことになってしまいます。
沢も2か所ほど穴のあいた場所があるので調子に乗って滑っていると落ちてしまいます。
沢の心を外して滑るのが基本。雪崩も起きやすい所が何箇所かあるので注意。
また、単独での行動は絶対やめた方がいいです。

*********************

20120301_034 ということでシューで頑張って下りてきたu46くんを待ちながらゆっくりの下山となった。

|

« 2012TMT:Mt.Youtei ヒラフルート | トップページ | ナイフリッジフリークに積丹・鉞山 »

コメント

なんかすごいところ行かれてますね、急な山は経験が無いので冬に定天は考えたことが無かったです。
しかしu46さんの20kgのボッカ訓練はドMですね(笑)

投稿: tpr | 2012/03/03 16:18

tprさん
u46くんと二人山行は丸山以来で頂上ではT君の話になり「T君がいればな~」とうい話題になったんですよ。
まさか長距離山行のtprさんからドMと言う言葉が出るとは思いませんでしたが、tprさんたちと同行出来るように頑張ります!

投稿: パッポ | 2012/03/03 18:19

おーT君がこんなところに。
あれ、でもその時間は仕事中じゃないのか(笑)

パッポさん、こんにちは
この辺りの山はスノーシューで登る山だとばかり思っていました。
スキーでも意外と登ったり滑ったり出来るんですね。
参考にさせてもらいます。

投稿: あおフクロウ | 2012/03/03 23:54

あおフクロウさん
今回のルートは結構悩んで決めたのですが、登ってみると意外と快適でした。ATコンビならササッと行ってこられると思います。
スキーで定天に行けるとは思っていなかったでいいルートだと思います。

投稿: パッポ | 2012/03/04 07:47

ゲゲ!厳冬期に定天Ⅲ峰ですか?なんか凄いですね!
カッコ良いです!!
最近ハードな山行がおおいですね。

投稿: さわぼうず | 2012/03/04 18:46

沢坊主さん

定天Ⅲ峰だけなら登ってみると意外に快適なルートでした。
林道から作業道と歩きやすくお勧めルートかも知れません。

投稿: パッポ | 2012/03/04 21:13

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/93069/54121518

この記事へのトラックバック一覧です: 定天Ⅲ峰からヒクタ峰東面沢ルート:

« 2012TMT:Mt.Youtei ヒラフルート | トップページ | ナイフリッジフリークに積丹・鉞山 »