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2011/03/08

八内岳 展望の山思い出の山

2011030_039 2011年3月7日
八内岳 西尾根ルート
2011030mapj スタート ・・・06:50
co469m   ・・・08:00
co775m  ・・・09:25
ピーク  ・・・10:20・10:40
エンド ・・・・13:20
登り 3時間30分 下り 2時間40
(下山途中休憩など40分ほど含む)

2011030_001_2 今日は先日西昆布岳でご一緒したEbaさん夫婦とI藤さんと私たち5人で共和町から八内岳に行ってきた。今回は私たちは2度目の登頂で初登は4年前になる。その時は条件が悪く新雪が春の暖気で一気に重くなりラッセルが大変だったのと、同行者のスキートラブルで下山まで10時間弱かかってしまった苦い思い出の山であった。今回は前回の失敗も含めてコース設定など万全の思いで出発した・・・・・が・・・・・・

2011030_002 2011030_003 2011030_005 Ebaさん夫婦とは7時前に登山口に待ち合わせ。道路状況が良くなんと6時20分には共和町に入る。共和町の道道569に入ったところに見慣れたハイエースが。「まさかこんな早い時間から待っていてくれたのか・・・」。そのまま合流して駐車場になる蕨台古平林道除雪終了地点に着いたのは6時半。再会のご挨拶をして今日の山行計画の打ち合わせを軽く済ませる。

2011030_006天気は高雲りだが、時より晴れ間も射す。風も思ったより強くない。心配していた雪もまだ十分に有り取りつきも問題なさそうだ。予定よりも10分早くスタート。前回登った時は東の三角山を経由していったが、今回は蕨台古平林道を三角山の裾野を時計回りに迂回して北面の尾根がら取りつくことにした。三角山を踏んでもいけるがコルへの下りが狭く降りにくいので今回のルートにした。

2011030_008_2 2011030_009 2011030_016 久々に朝早いスタート。雪はクラストしてラッセルはない。林道沿いに進にみトドマツ林を抜けると広く開けた場所に出る。そこからco469mの稜線につながる尾根に取りつく。尾根を登っていると次第に明るくなり背中の山の頂上付近が朝焼けに染まっていた。この尾根登りが今回のルート一番の急登になる。一気に250mほどの標高を登ると西尾根の稜線に出る。西には三角山、東には八内岳につながる稜線が続く。

2011030_017 2011030_020 2011030_022 天気がいいと岩内の町やニセコ連山、羊蹄山もよく見渡せる。
2011030_025 ここからは東になだらかな尾根をゆっくり景色を楽しみながら登る。
2011030_028 徐々に標高を上げ進んでいくとco606mのピークから八内岳へ続く稜線とその先は八内岳ピークが見える。
ここでみんなで記念写真。

2011030_032 2011030_034 2011030_037 この先にはco775mco889mピークがある。この稜線で唯一スキーが楽しめる斜面だ。ただ、小さな登り返しが5,6回あるのでシールを外すかつけたまま降りるかは本人次第である。私的には少々の登り返しならばスキーを脱いでシートラ(スキーを担いで歩く)でもいいと思っていた・・・・・・が・・・・・

2011030_040 太陽もたびたび顔を出し稜線を歩く私たちを照らしてくれた。暖かく気持ちのいい尾根歩きだった。
2011030_054 南には木無山に続く尾根がある。見た目では意外と狭く雪庇が発達して見えた。

2011030_047 ラッセル、トラブルがあった前回山行に比べると2時間以上も早く3時間半でピークに着いた。

2011030_048 今回は展望がいまいちだったが、小樽塩谷丸山やニセコ連山、羊蹄山裾などが良く見えた。

2011030_068 しばし展望を楽しみ写真を撮ってゆっくり過ごす。さて、いよいよ下山。
2011030_056 2011030_054_2 2011030_065 結局シールを外したのは私だけ。みんなは登り返しを考えシールのまま下山となった。

いつものように「いったれ~」とばかりに下山開始。頂上直下を気持ちよくターンを決める。

が、しかし・・・・((+_+))

2011030_072 気持ちよく滑っていたのも4ターンだけ。
突然ブッチとスキーが外れ足元から崩れ落ちた。「なんだ~???」

テレマークのバインディングのワイヤーが切れてしまっている。
初めての経験である。「よりによって頂上直下かよ・・(/_;)」

とりあえず直下のコルまでスキー1本で片足で降りる。(スキー脱げよとはだれも言わなかった・・
意外と一本でも降りられるもんだ・・・

2011030_069_2 こんな時のために・・・というか緊急補修用の装備はしてあった。まずはストックに巻いてあったバインド線で靴とスキーを固定。あとはビニテで補強。しばらく歩いて「しまった、登り返しでスキー脱げないじゃん・・(>_<)」。下りのスキーは何とか降りていける。しかし登り返しで横登りしているとスキーに負荷がかかってしまう。
2011030_073 案の定バインド線が切れてしまうまで時間はかからなかった。
ん~~~~シートラで行くか・・・(-.-)」
2011030_074

661dd75494a4fef2336b3bdbad15bc8b スキーをザックに固定。スキーでは埋まらなかった雪だったがツボ足だと30cmほどしっかりと埋まる。「やっぱりスキーは偉大だ~」。ここからしばらく悪戦苦闘が続く。初めから予定していたシートラ。「まさかこんなにシートラする羽目になるとは・・・」。しかも途中でEbaさんにスキーを持ってもらう始末。
2011030_075 みんながシールを外したのはco551mポコ。ここで再度スキー固定にチャレンジ。今度は3mmの細引きでバインディングとスキーを固定。これがしっくりと決まって大変よろしい!(^^)!。途中ゆるむこともあったが、縛り直しが容易で靴ひものように締めなおせる。自分ながらよく補修出来た。最後の木の混んでいる尾根も何とかクリア~。本当はこの尾根の手前の沢筋を滑ろうと思っていたのに・・・残念(ToT)/。
手前の沢筋は木が混んでいるようには見えなかったので結構滑りやすかったと思う。

2011030_079 総体的にはスキーを楽しむというよりは展望のいい山。風の弱い天気のいい日にゆっくりと尾根歩きを楽しみたい山でした。

Ebaさん、ご同行のみなさん、ご迷惑をおかけいたしました。

前回もトラブル・・・。今回もトラブル。今日の山行は一生忘れられない山行になった。
八内岳・・・・恐るべし。

写真提供 エバさん

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コメント

隊長・・報告楽しかったです。
自分も参加していたせいもありますが
隊長の感情も加わった報告は、情景が
浮かび困惑し恐縮し感謝の気持ちも伝
わる報告でした。

私たちには何も迷惑などありません。
隊長の事前の準備に敬服です。
私も勉強させていただきました。
ありがとうございます・・です。

投稿: エバ | 2011/03/08 23:29

ebaさん

お疲れ様でした。
そしてありがとうございました。

何より4年前の約束をやっと果たせて良かったです。取材の方も無事終了です。

冬季登山に限らずこれからもちょこちょこごご一緒したいですね。
またよろしくお願いします。

投稿: パッポ | 2011/03/09 07:38

ワイヤーが切れるって・・・どの辺から?

俺も09年、八甲田でスキーの表面メタルがガッポリ剥がれた経験あり。
あの時は吹雪で単独。
一瞬ですがパニックになりかけましたネwobbly

やっぱり、スキーでもワカンを持つべきなんでしょうかねぇ~~

投稿: Q太郎 | 2011/03/09 22:37

Q太郎さん

山での事故はつきものです。
スキーが折れたり。バインディングが壊れたり。天候が悪くて深雪なら最悪ですね。

日ごろのメンテの大切さを痛感しました。

ワカンを持っている人を知っていますが、チームに1つは共同装備あってもいいかもしれませんね。

投稿: パッポ | 2011/03/10 07:05

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