« ほのぼの歩くスキーツアー | トップページ | 再会の漁岳 »

2007/03/23

遥かなる八内岳

070322_yatinai_014 3月22日
八内岳

スタート・・・7:30
三角山 ・・・9:00
ピーク ・・・13:10・13:45
三角山 ・・・17:00
エンド ・・・17:45
070322yati周辺地図 カシミール3Dの画像
赤・・・登り(5時間40分)
青・・・下山(4時間 休憩含む)

この山の所感
私の山の師匠のH先生の希望で今回はかなりマイナーで登山者の侵入を拒む八内岳に行ってきた。ルートは辰五郎川が一般的だと思うが、今回は多少の上り返しを覚悟して三角山経由の西尾根ルートで計画した。はじめの予定は余裕を持って登り5時間、下りは木無山との中間にある尾根を利用したエスケープルートで3時間を考えていた。しかし思わぬベタ雪の抵抗にあい登りで40分オーバー。下りで利用を考えていた尾根は雪庇がひどく、沢の状況も分からなかったので安全を考え登りと同じルートで帰ることにした。下山は日没ギリギリでアクシデント続出の総時間9時間40分のハードな山行になった。

パッポ隊長出動記


070322_yatinai_001070322_yatinai_009070322_yatinai_004   三角山まではやや急で積雪は1mほど。所々笹や小さい木が顔を出している。この辺りから雪質が湿りだし、スキーのシールやバインディングと踵の間に雪がくっつきだし歩行に難儀し始める。シールにはWAXを付けて対処するが、金具の雪はどうしようもなく雪を落としては歩き、雪を落としては歩き、を続ける。一瞬中止の考えもよぎるが、午後1時まで登って届かなかったら下山することにしてまた、難儀しながら登り始める。
070322_yatinai_015070322_yatinai_019070322_yatinai_023    天候はまさに春の山日和で、羊蹄山、ニセコから岩内の連山、その奥には狩場。
稜線からは余別、積丹岳、小樽の丸山、増毛の山まで良く見えた。
070322_yatinai_028_1 稜線の先には目指す八内岳が間近に見える。一匹のウサギの足跡が頂上までガイドラインのように途中寄り道をしながら続いている。稜線の中間辺りでエスケープルートに目を落として愕然とする。尾根の幅がかなり狭く見え、半分は雪庇状態。「これはやばいな」と時間はかかるが元来たルートで帰ることにする。頂上直下はウサギたちの遊び場になっているようで、たくさんの足跡が縦横無人にトレースを付けている。姿はないけど・・・。
070322_yatinai_032070322_yatinai_030070322_yatinai_034    お約束時間を10分過ぎてしまったが、何とかピークに立つ。展望は言うこと無し。今年はこの山に何人立ったのだろう。つかの 間の休みにH先生の差し入れで、インスタントお汁粉を食べる。この時期の山頂での暖かい食べ物はいい。

時間もないので早々に下山をはじめる。上り返しがあるのでシールを付けたままの下山だ。これが失敗だった。シール付けはずしの手間を考えての行動が、結果的にシールのべた雪付着により思いのほか時間がかかってしまう。あと、冬期間は500mlあれば半分以上あまっていた水分が気温が高かったことと、長時間だったこともあったので、途中でなくなってしまった。まあ、そんなに喉も渇かなかったけれどあったにこしたことはなく、そろそろ水分も多めに持っていかなくてはならない時期になったようだ。そんな中、休憩している時に「本当はコンデンスミルクをかけるとうまいんだ!」とH先生がおもむろに雪をムシャムシャと食べ始めた。その光景が微笑ましく疲れた体をなごませてくれた。
070322_yatinai_043帰りの三角山で5時。太陽が日本海をオレンジ色に染めている。今度こそシールを外して結構木の密度のが多い斜面を慎重に下り始める。べた雪でスキーの先端が突っ込み転ぶ。それがいやで後傾でまた転ぶ。またいつものように転びながらの下山。

あれれ!パプマルは今日は転んでないな~。相当慎重なんだな、今日は・・。あ~何とかかんとか、日没に間一髪間に合った。色々あった一日だったが、勉強になった一日だった。イヤーもう一度違うルートで行ってみたい。最後にパプマルさん一言お願いしま~す「もう、いいわ

|

« ほのぼの歩くスキーツアー | トップページ | 再会の漁岳 »

コメント

遥かなる八内岳お疲れ様でした。
すばらしい天候と眺望に恵まれながらも
春の陽気は雪面を湿らせ、シールが濡れて
団子と化す・・・楽しみの下りのスキーも
登り返しの多いルートではシールを付けたまま
となるので半減だよね。
でもパワフルなパッポ隊長夫妻の山行はいつも
見ていて楽しいですよ。
H先生の雪にコンデンスミルクを付けていただく
山行中のデザートは、我が山行でも良くやりますが
美味しいよね。
次回、別ルートで挑戦するときはお誘い下さい。
本当にお疲れ・・・・

投稿: abeっち | 2007/03/25 07:41

abeっちさんこんばんは。
トラブル続きの山行でしたが、休憩が多かったせいか、さほど時間に追われた感じはしませんでした。結果的に最後は日没ぎりぎりになってしまいましたが、登り5時間、下り3時間が妥当なコース時間と思われます。次回別ルートで行く時はお誘いしますね。

投稿: パッポ | 2007/03/25 19:59

ご無沙汰しています。
相変わらず山を制覇しておられますね!
9時間40分とはおつかれさま~でした。
雪景色は大好きですが、このあたりはあまり積もりません。岐阜は暖かく今年はほんの少々降っただけでした。
先月乗鞍高原へ行って雪の上を歩いてみて感動でした。

投稿: ふぅ | 2007/03/29 05:38

ふぅさん、北海道お疲れさま~
そちらはもう春ですかね。
北海道はもう少し春の雪山が楽しめそうです。

ワカサギを釣ってすぐ食べるのがうまいんですよね~
^0^)/

投稿: パッポ | 2007/03/29 06:52

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/93069/14363765

この記事へのトラックバック一覧です: 遥かなる八内岳:

« ほのぼの歩くスキーツアー | トップページ | 再会の漁岳 »